紫式部の名前の香り紹介ページです
古来より自分の香りをもっていた私たち祖先。白檀龍脳丁様々な香で創っておられたそうです。そして自分の香レシピは口にはしませんでした、大切に大事に・・。なまえ香がオリジナルの香りとしてむらさきしきぶ(紫式部)の香りを創りました。
はじまりは、「紫式部」詩歌創作から
ゆるりと芽吹く桜のよふに
青空と一緒に泳ぐ川のように
静かにしずかにみつめをり
だから私はピンクに恋しさを感じ
アクアブルーを愛しく思う
キラキラあなたの足跡は
花(桜)と同じに愛されて
桜吹雪が踊りだす
音符のよふに
踊って ゆれて
あったもの ないもの
必要なもの 必要でないもの
そして
ほんとの美しさ。
(2008年詩歌/京都仁和寺朗読イベント発表会)
プロ朗読家の方、俳優さんたち詩歌を読む発表会イベント。御室桜も美しい景色の中で、詩歌を朗読していただきました。
仕事で文化財に触れる機会をたっぷりいただきました。
源氏物語絵巻復元の画など、何気なくなまえ香づくりのヒントへとなっていきました。
(※画像は徳川美術館パンフレット許可済)
仁和寺で発表した詩歌を印香に作成しました
なまえ香の調合方法で紫式部の香作りと販売
2016年に、京都嵐山にある当時は時雨殿(財団法人小倉百人一首殿堂様)からの声かけで、「むらさきしきぶ」香を提案し限定販売。パッケージからすべて携わらせていただきました。さらに女優の紺野美沙子さん朗読源氏物語イベントで「むらさきしきぶ」練香も制作し空薫物もおこないました。美しい声と踊るように空間に香りを演出。
「また一緒に仕事したいね」と当時ご担当くださった皆さま、今も繋がるご縁に感謝です。
紫式部の香は好評いただきまして、清少納言の香も作成させていただきました。
いよいよ本丸、始点の場所で販売はじまり。
そして2021年に国宝源氏物語絵巻保存とされている徳川美術館で販売となりました。
はるか長い年月をこえて、なまえ香ができる前からいろんなヒントをいただいたり
応援くださったおかげで出来上がり。
源氏物語復元絵巻の頃も色の再現からワクワクさせてもらいました。
時間流れ・・あっという間の10年でしょうか。当初、香創りをしていきたいと相談させてもらった徳川美術館関係の方やお世話くださった方の応援とご協力くださった方々に、やっとかたちとなり、学び手がけたここで紫式部の香も販売はじまりました。「あれから10年!たったね」と、今も陰ながら応援くださって有難し。
紫式部の香り 紫式部の香りに夕べの言葉を添えた2種類を販売
もっとオリジナル
2023年冬から、よりオリジナルへ
香袋をリニューアルしました。
徳川美術館内のみ販売しています
愛知県名古屋市東区徳川町
紫式部と藤原道長 特別な香袋づくり
2023年夏、百人一首研究そして源氏物語研究と二刀流の同志社女子大学日本語学科吉海直人特任教授が出版された本に贈呈品として紫式部の香ご依頼いただきました。紫式部の絵もちょうだいし色づけし香袋にしてご提供。
空薫物の静なる空間演出もハンドメイド
むらさきしきぶの香り、せいしょうなごんの香、れいわの香、香袋だけでなく、空薫物に使用する練香も提供させてもらっております。
もちろん手作り。試行錯誤しながら、難問疑問は伝統の道具や古書と、教えてくださる人のお知恵ももらって。
作る時間の楽しさと空間に放たれる香の躍動は、現代に生きる多種多様な事柄を解きほぐすと思っています。
特に私たち女性の活き方や変化、選択肢が多すぎる多種多様な出来事などに調整バランス時空間となるようなひとときに
なればと思っています。心や美に響きますよう工夫をしていきます。